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アルカナの墓標

生存報告

白と黒と灰色

サルトルは読めない

頭がおかしい

おかしい頭を文章にできるのがおかしい

私はシックではないしアリーズでもない

 

「あの人質」が新聞に出ていた

不祥事企業の社長もテレビに出ていた

きょう私の脳を通り過ぎていった人の中には恐らく前科者もいただろう

死んでしまえ殺してやると怪文書を送りつけられるほど世間に迷惑をかけたからといって死刑にはならない

彼らも死ぬと迷惑…なのだろうか

生きていても迷惑をかけるだけの私はグレーではあっても黒ではないのだろうか

私は積極的に黒になりたいわけではないが白のふりができる連中の間にいるのはしんどい

あの人たちの間にいる限り私は黒と変わらない

 

一度の失敗で白になれ

真剣に取り組み白になれ

苦手を伸び代に変えて白になれ

どうしてできないんだ?

白になれないなら黒と同じじゃないか?

 

人は私が二元思考をしていると言う

思うに人の方が二元思考をしている…同質か異質か

 

「死んでしまえ」という他人は別に死んだ奴の親兄弟の面倒を見てくれるわけではない

そいつがいなくなった分だけ余計に生産に寄与するぜと宣言しているわけでは全くない

それとこれとは別問題

だから例えば私が農業とか介護職とかブラック飲食店なんかに勤めて、

誰がどう見ても文句なく貧困ですという水準で暮らして親の老後の面倒を見たとしたら、

世間というものに許していただけるのかもしれない

生きている価値のある人間になれるのかもしれない

 

ああ、それでもキリストは殺されたのだった