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アルカナの墓標

生存報告

過去のコート

昨日の涙はアロパノール液を飲んだらすっと消えた

私の悲しみなんて所詮その程度のものだ

 

子どもが殺されたとか、経営していた会社が倒産したとかで悲しくなり死にたくなるのは正常な反応だと思う

そういう人は医療や宗教で治る

スロベニアの位置を知らしめるために死のうとするような奴

こういうのが一番たちが悪い

 

私は病気ではないので友人と食事をしに出かけようと思った

着たい服が戸棚に見当たらなくてパニックになった

気に入っていたアクセサリーも壊れていた

私は病気じゃないのに、なぜ出かけてはいけないんだ

邪魔をするな

 

栗原類発達障害の人への理解を訴えていた

そりゃあ美男美女なら優しくしてもらえるさ

 

とうとう病院に予約を入れてしまった

何だか負けたような気がする

自分に?社会に?

どの状態がノーマルな私なのか、もう自分でもわからない

ただ一つ確実なのは、どの私も社会不適合ということだ

教会もヤマギシ会も新しき村も私を救ってはくれないだろう

 

人と話すとテーマがころころ変わる

私だけが同じ地点にずっとこだわる

だから私はダメなんだ

 

あの人が言ったから今度ベージュのコートを買おう

きっと次に会うとき覚えているのは私だけ