アルカナの墓標

生存報告

咲かずとも

地球上の石が全てエメラルドなら最早それは無価値なように

置かれた場所で咲ける人ばかりいても仕方ない

不毛の地があればこそ花は引き立つ

 

地面でじっと時期を待ち

綿毛を広げて風を待ち

波に揺られ

鳥に食われ

それでも咲かない種もある

 

咲かずとも私は神様に許された存在

今ここに生きている

どれだけ世間に嫌われようと

神様より偉い人間などいないのだから

 

そう開き直れたらどれだけ気持ちが良いだろう